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侍女
'古代エジプトのファラオの奴隷'』（ジョン・コリア画）。ファラオの侍女の絵である。]] '侍女'（じじょ、）は、貴人の側、王族・貴族または上流階級の婦人に個人的に仕えて雑用や身辺の世話をする女性である。'小間使いの女'、'腰元'とも言う。 == 日本の侍女 == 古くは、『古事記』に「トヨタマヒメ|豊玉毘売之従婢」とある。時代が下って武士階級における貴人（主に大名以上の正室・姫君）に付き従う女。腰元以上の身分の者（武士階級扱い）。侍女より少し上級とされる（宮中では）女房などとともに、女房言葉を常に使う階級である。 古代から明治初期まで、朝廷 (日本)|朝廷および宮家では、（男性たる）侍従に相当する女性の役職、現代の女官（あるいは貴人の公的な家政婦）に相当するが、現代では宮家で私的に雇うお手伝いの女性を侍女と呼び、公務員ではない。 なお、宮内庁にも'侍女長'という官職（特別職）があり、各宮家に...
'古代エジプトのファラオの奴隷'』（ジョン・コリア画）。ファラオの侍女の絵である。]] '侍女'（じじょ、）は、貴人の側、王族・貴族または上流階級の婦人に個人的に仕えて雑用や身辺の世話をする女性である。'小間使いの女'、'腰元'とも言う。 == 日本の侍女 == 古くは、『古事記』に「トヨタマヒメ|豊玉毘売之従婢」とある。時代が下って武士階級における貴人（主に大名以上の正室・姫君）に付き従う女。腰元以上の身分の者（武士階級扱い）。侍女より少し上級とされる（宮中では）女房などとともに、女房言葉を常に使う階級である。 古代から明治初期まで、朝廷 (日本)|朝廷および宮家では、（男性たる）侍従に相当する女性の役職、現代の女官（あるいは貴人の公的な家政婦）に相当するが、現代では宮家で私的に雇うお手伝いの女性を侍女と呼び、公務員ではない。 なお、宮内庁にも'侍女長'という官職（特別職）があり、各宮家に...
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