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胡粉
'(ごふん)は、白|白色顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。また、淡い色に混色するための具材として「具」とも呼ばれる(例:具墨)。かつて胡(中華人民共和国|中国の西方)から伝えられたことから、胡粉と呼ばれる。日本画や日本人形、木工品等の絵付けに用いられる。 == 歴史 == 「胡粉」の用語は、鉛白と貝粉の双方に使用された例が古くからある。すなわち、天平6年(734年)『正倉院塵芥文書』巻26の「造仏所作物帳」の石灰の記述には「胡粉下塗料」とあり、天平勝宝4年(752年)の東大寺大仏開眼会に合わせて作られた伎楽面の白色には牡蠣殻や別の貝殻が使用されている正倉院紀要.31,p.69-70,2009所収。 10世紀の『倭名類聚抄』巻13「圖繪具」には「張華『博物誌』云焼錫成胡粉」(NDLID:2544222,コマ14)とあるように、錫を焼いて作る鉛白(塩基性炭酸鉛)を胡粉としている。 12世紀の《後撰和歌集...
'(ごふん)は、白|白色顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。また、淡い色に混色するための具材として「具」とも呼ばれる(例:具墨)。かつて胡(中華人民共和国|中国の西方)から伝えられたことから、胡粉と呼ばれる。日本画や日本人形、木工品等の絵付けに用いられる。 == 歴史 == 「胡粉」の用語は、鉛白と貝粉の双方に使用された例が古くからある。すなわち、天平6年(734年)『正倉院塵芥文書』巻26の「造仏所作物帳」の石灰の記述には「胡粉下塗料」とあり、天平勝宝4年(752年)の東大寺大仏開眼会に合わせて作られた伎楽面の白色には牡蠣殻や別の貝殻が使用されている正倉院紀要.31,p.69-70,2009所収。 10世紀の『倭名類聚抄』巻13「圖繪具」には「張華『博物誌』云焼錫成胡粉」(NDLID:2544222,コマ14)とあるように、錫を焼いて作る鉛白(塩基性炭酸鉛)を胡粉としている。 12世紀の《後撰和歌集...
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